内在性ウイルス遺伝子ev-21をマーカーに用いたPCR法による名古屋種の羽性判定

内在性ウイルス遺伝子ev-21をマーカーに用いたPCR法による名古屋種の羽性判定

レコードナンバー661335論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013985NACSIS書誌IDAN00381852
著者名中村 明弘
野田 賢治
宮川 博充
ほか2名
書誌名愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center
別誌名Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center
発行元愛知県農業総合試験場
巻号,ページ34号, p.214-217(2002-12)ISSN03887995
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抄録本試験では、特産鶏名古屋種の羽性が、遅羽性(K)遺伝子に連鎖する内在性ウイルス遺伝子ev-21をマーカーに用いたPCR(polymerase chain reaction)法によって判別できるか検討した。形態上速羽性と遅羽性に判定された名古屋種と羽性が完全に固定された白色レグホーン種(速羽系統と遅羽系統)から血液を採取し、鋳型となるゲノムDNAを抽出した。PCR反応は、ev-21の3’末端側のLTR(long terminal repeat)を検出するプライマーセットを用いて行った。反応終了後、増幅されたDNA断片を2%アガロースゲルで電気泳動し、その大きさを確認した。その結果、速羽性と判定された名古屋種と速羽性の白色レグホーン種では、雌雄のサンプルともに396bpの位置に明瞭なDNAバンドが検出された。一方、遅羽性と判定された名古屋種と遅羽性の白色レグホーン種では、396bpのDNAバンドのほかにev-21に由来する341bpのDNAバンドが雌雄ともに検出された。これらの結果から、名古屋種の羽性がev-21をマーカーに用いたPCR法によって容易に判別できることが明らかになった。よって、本試験で用いた羽性判定技術は名古屋種の羽性を固定する際に利用できることが示唆された。
索引語種;性;羽;DNA;遺伝子;マーカー;PCR;ウイルス;系統;反応
引用文献数10
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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