黒毛和種とホルスタイン種の子牛における末梢血白血球の比較

黒毛和種とホルスタイン種の子牛における末梢血白血球の比較

レコードナンバー661566論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014801NACSIS書誌IDAN00191857
著者名大塚 浩通
小松 勝一
今内 覚
ほか5名
書誌名日本獣医師会雑誌 = Journal of the Japan Veterinary Medical Association
発行元日本獸医師会
巻号,ページ55巻・ 12号, p.789-795(2002-12)ISSN04466454
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抄録黒毛和種(JB)子牛の細胞性免疫を評価する目的で、出生後のJB子牛(JB群;n=10)とホルスタイン種(Hol)子牛(Hol群;n=10)の末梢血白血球の変化を比較した。各群の子牛の出生後3日以内(0週齢)および3、6、9、12週齢の末梢血白血球はフローサイトメトリー(FCM)を用いて解析した。末梢血白血球はFCMの側方散乱光〔side light scatter(SSC)〕と前方散乱光〔forward light scatter (FSC)〕によって得られた3つの大きさ、すなわち小型、中型および大型に分類して単球・リンパ球(ML)とした。各群の中型(M)-ML数は0週齢が最低値で、その後増加した。しかしJB群のM-ML数は6から9週後に減少し、6週にはHol群に比べ有意な低値が認められた。JB群の小型(S)-ML数は3週後に最高値となり、0、3、9、12週にはHol群に比べ有意な高値が認められた。JB群のCD3(+)細胞数はHol群に比べ3週齢に有意な高値を示した。またS、M-ML中のWC(+)細胞比率は、観察期間中JB群がHol群に比べ低値を推移する傾向が認められた。これらのことからJB子牛の細胞性免疫応答はTリンパ球を中心にHol子牛とは異なることが明らかとなった。
索引語子牛;種;白血球;齢;細胞;性;免疫;光;リンパ球;フローサイトメトリー
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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