異所的に移植された子宮組織におけるマウス子宮NK細胞の分化

異所的に移植された子宮組織におけるマウス子宮NK細胞の分化

レコードナンバー661588論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名中村 織江
本道 栄一
國分 啓司
ほか1名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ48巻・ 6号, p.561-566(2002-12)ISSN09168818
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抄録プロゲステロンが子宮NK細胞の分化に対して重要な役割を持つかどうかを調べるために、我々は異なる発達段階の子宮片を異所性に移植した。メスマウスをrecipientとして用いた時、成熟(8週齢)あるいは未成熟(4週齢)donorからの移植片では子宮内膜の脱落膜化と子宮NK細胞の分化が観察されたが、新生子(生後10日)donorからの移植片では何の変化も観察されなかった。recipientとして未成熟のマウスを用いた時、プロゲステロンを投与しているにも関わらずrecipient自身の子宮は脱落膜化を起こさず、子宮NK細胞も観察されなかった。これらの結果から、子宮NK細胞の分化にはrecipientの性成熟は関係せず、またプロゲステロンは子宮NK細胞の分化に必須であるが、その作用は子宮NK細胞に対して直接的ではないことが示唆された。去勢オスを用いた時のみプロゲステロン存在下で移植片の脱落膜化と子宮NK細胞の分化が観察され、通常の成熟オスではプロゲステロンが存在しても変化が見られなかったことから、子宮NK細胞はテストステロン存在下では十分に分化できないことが示唆された。
索引語子宮;細胞;分化;移植;マウス;膜;成熟;齢;組織;性
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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