卵細胞質内注入法を用いた牛の核移植

卵細胞質内注入法を用いた牛の核移植

レコードナンバー661596論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名牛島 仁
石田 和昭
長嶋 比呂志
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ48巻・ 6号, p.619-626(2002-12)ISSN09168818
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抄録牛体細胞をドナーとした核移植の効率化を図るため、ビエゾマイクロマニピュレーターによる卵細胞質内注入法の利用を検討した。作出した核移植胚の活性化処置は、(1)移植時に200mMのイノシトール3燐酸を2-4pl注入すること(IP)、(2)IP処理後、1.9mMのジメチルアミノプリン(DM)で3.5h培養すること(IP+DM)、または(3)5μMのイオノマイシン(IA)にて4分間活性化後、DM処理を行うこと(IA+DM)により実施した。卵細胞質内注入法により作出された核移植胚の前核様の核形成率と体外での胚盤胞への発生能は、IPが44%(19/43)と9%(8/86)、IP+DMが58%(22/38)と29%(20/68)、およびIA+DMが61%(25/41)と27%(14/51)であった。これらのことは、IP+DM処理が対照となるIA+DMと同程度の卵の活性化能を有すること、一連の卵細胞質内注入核移植法が牛体細胞の核移植法として利用可能であることを示す。
索引語核移植;卵;細胞質;活性化;処理;体細胞;利用;胚;核;移植
引用文献数27
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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