グローバル化と南北問題

グローバル化と南北問題

レコードナンバー661732論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013525NACSIS書誌IDAN10358482
論文副題ローカルの復権
著者名勝俣 誠
書誌名開発学研究
別誌名Journal of agricultural development studies
日本国際地域開発学会開発学研究
発行元日本国際地域開発学会
巻号,ページ13巻・ 2号, p.21-29(2002-12)ISSN09189432
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抄録冷戦が終わり、経済のグローバル化が進むなかで、南北問題という研究分野の設定は過去のものになったとよくいわれる。しかし、1970年代以降の南北問題を国際政治経済学のアプローチから検討してみると、問題の内容はグローバル化のなかで変化を遂げたものの、南北格差は依然として存在し続けていることが示唆される。本稿では、南北問題が国際関係のアクターと南北対象の多様化という変化をこうむるなかで、少なくとも2つのパラダイムの再考に直面していることが指摘される。一つは、地球規模で展開する経済の自由化と、社会の方向を決める政治の自由化とのギャップをどう埋めるかであり、もう一つは地球環境という人類的長期目標と民主主義国家による選挙を通じた国別短期目標との間のギャップをどう埋めるかである。これらの課題に取り組む切り口として、本稿では、グローバル化の中でローカルな統治単位としての「南」の国家が南北交渉でより交渉力を強化することと、各国内の地域で分散型の持続可能な社会をめざすことが強調される。これは換言すれば、格差と地域の多様性を両立させる公正かつ持続可能な国際関係を模索することである。
索引語国際;経済;社会;目標;国家;地域;研究;多様化;地球;規模
引用文献数10
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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