プロセスとしての開発論

プロセスとしての開発論

レコードナンバー661735論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013525NACSIS書誌IDAN10358482
論文副題地域の発展を考える3つの次元
著者名北野 収
書誌名開発学研究
別誌名Journal of agricultural development studies
日本国際地域開発学会開発学研究
発行元日本国際地域開発学会
巻号,ページ13巻・ 2号, p.47-56(2002-12)ISSN09189432
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抄録本稿の目的は、近年、国際開発の分野で注目を集めつつある「プロセスとしての開発論」を紹介するとともに、グローバル化時代の持続可能な地域開発を考えるため、この概念のより包括的かつ総合的な解釈を検討することである。文献サーベイに基づき、筆者は、開発の「プロセス」について新たな理論・理念的な解釈を提示する。このため、まず、地域および開発(発展)の概念の検討を行い、次に、3つの異なった次元から開発の意味を議論する。3つの次元とは、①民衆中心の開発ビジョンに基づく住民の役割を再検討し、開発を彼らの潜在能力の開発プロセスとして捉える次元、②市民セクターを経済社会システムにおける第3のセクターとして位置付け、開発を新たな市民社会構築に向けた社会変革プロセスとして捉える次元、③資本移動・蓄積に伴う地理的、政治的、経済的空間の不均等発展のプロセスという地域間とそこにおける「状態」としての地域の不安定性という文脈で開発を考える次元、である。本検討の結論は、それぞれの開発観に基づくプロセスの文脈においても、社会・制度・人的側面の重要性という今日の言説を指示するものである。
索引語開発;地域;発展;社会;国際;文献;住民;能力;経済;システム
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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