1990年代における中国主要都市の大気中二酸化硫黄濃度の地域分布と経年変化

1990年代における中国主要都市の大気中二酸化硫黄濃度の地域分布と経年変化

レコードナンバー662157論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011887NACSIS書誌IDAN10165252
著者名橋本 進一郎
関根 嘉香
安岡 高志
書誌名環境科学会誌 = Environmental science
別誌名環境科学会誌
発行元環境科学会
巻号,ページ16巻・ 1号, p.33-41(2003-01)ISSN09150048
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抄録本研究では中国主要都市の1990年代(1991~1999年)における大気中二酸化硫黄濃度について、「中国環境年鑑」に記載されている観測データをもとに、その地域性と経年変化に着目して考察を行った。その結果、大気中二酸化硫黄濃度が明確な増加傾向を示す都市はなく、減少傾向を示す都市と濃度変化の少ない都市がおよそ半々存在し、全体的に改善傾向にあることがわかった。一方、大気中の二酸化硫黄濃度と石炭総消費量との間には有意な相関は見られなかったが、業種別の石炭消費量についてはいくつかの部門において有意な相関が見られた。全体の経年変化における改善傾向の要因は「民間消費」および「その他の業種」部門による石炭消費量の削減と「電力供給業」を含めた工業部門による脱硫装置の効果の向上によるものと考えられる。一方、地域分布における経年変化(都市における濃度傾向の違い)については、大型火力発電所の有無だけでなく、各都市における脱硫装置の効率の差が「減少型」と「その他」を分ける大きな要因であると考えられる。
索引語濃度;都市;酸化;経年;中国;地域;石炭;消費量;分布;相関
引用文献数28
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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