制癌剤投与マウスにおける液性免疫応答の基礎的検討

制癌剤投与マウスにおける液性免疫応答の基礎的検討

レコードナンバー662254論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015170NACSIS書誌IDAN00250548
著者名上地 俊徳
書誌名琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus
別誌名The science bulletin of the Faculty of Agriculture, University of the Ryukyus
発行元琉球大学農学部
巻号,ページ49号, p.199-203(2002-12)ISSN03704246
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抄録ICR系雄性マウスをヒツジ赤血球(Sheep Red Blood Cell : SRBC)で感作し、脾細胞中の溶血斑形成細胞(Hemolytic Plaque Forming Cell : PFC)および血中の抗SRBC凝集素価(Hemagglutination Titer :HA価)の推移を経日的に測定した。また、SRBCで一次刺激し、5週間後に同抗原で二次刺激を行い、二次刺激した日からマイトマイシンC(Mitomycin C : MMC)4mg/kgあるいはサイクロフォスファマイド(Cyclophosphamide : CY)50mg/kgを4日間連日投与したマウスについて、血中の抗SRBC抗体価および脾Protein A-PFCに及ぼす影響を調べた。正常マウス脾臓中のSRBCに対する抗体産生細胞は抗原感作後2日目には出現し、4日目にはその数はプラトーに達した。抗体産生細胞数の増加に平行するように、血中の抗SRBC凝集素価も対数的に上昇し、感作後4~5日でpeak titerに達した。制癌剤を投与したマウスにおいては、脾臓重量がCY投与でコントロールの60%に、MMC投与で同じく37%に低下し、HA価はCY投与で19S抗体価と7S抗体価の両方が、MMC投与では7S抗体価だけが有意に低下した。脾IgG抗体産生細胞数はCY投与でも、またMMC投与でも低下した。すなわち、CYおよびMMCの両制癌剤は正常マウスの液性免疫機能をそれぞれ低下させることが確認できた。
索引語投与;抗体;マウス;性;脾;細胞;刺激;産生;免疫;凝集
引用文献数8
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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