糸状菌Acremonium cellulolyticus起源の低エンド型セルラーゼの精製と基本性質

糸状菌Acremonium cellulolyticus起源の低エンド型セルラーゼの精製と基本性質

レコードナンバー662402論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20010553NACSIS書誌IDAA11809133
著者名仁平 高則
河野 敏明
Kansarn S.
ほか1名
書誌名Journal of applied glycoscience
発行元日本応用糖質科学会
巻号,ページ50巻・ 1号, p.21-25(2003-01)ISSN13447882
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抄録糸状菌Acremonium cellulolyticus起源の市販酵素製剤から、各種カラムクロマトグラフィーを組み合わせ、電気泳動的に均一かつβ-グルコシダーゼ活性を全く有しない1種のエンドセルラーゼ成分を高純度に精製し、セルラーゼⅠと呼称した。精製酵素は、Avicelに対し高い比活性値(0.69U/mg)を、またCMCに対し極めて低い比活性値(0.40U/mg)を示した。当該酵素の分子質量(SDS-PAGE法)および等電点は、それぞれ約61kDaおよび5.0と推定され、糖含量は19.8%(グルコース換算)であった。N末端側第2-第20アミノ酸残基の配列を、エドマン分解法にて決定した。また、当該酵素の酵素学的性質が精査された。セルラーゼⅠの反応至適pHおよび温度は、それぞれ5.0、55℃であった。セルラーゼⅠはpH3.0-6.0(4℃、24時間処理)、55℃以下において、それぞれ100%の残存活性を示した。当該酵素は、5mMのMn2+、Fe3+、Hg2+およびKMnO4の存在により部分活性阻害を受けた。セルラーゼⅠを各種のセルロース性基質に作用させると、いずれの基質からも最終生成糖として多量のセロビオースおよび少量のグルコースが得られた。CMCおよび各種セロオリゴ糖に対する作用パターンから、当該酵素の作用様式は低エンド型であることが判明した。
索引語酵素;変異;導入;性;pH;生産性;アミノ酸;遺伝子;最適化;コンピュータ
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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