アスパラガス新品種‘グリーンフレッチェ’の育成

アスパラガス新品種‘グリーンフレッチェ’の育成

レコードナンバー670176論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011672NACSIS書誌IDAN10419973
著者名甲村 浩之
伊藤 悌右
吉田 隆徳
ほか6名
書誌名広島県立農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Hiroshima Prefectural Agriculture Research Center
別誌名広島農技セ研報
広島県立農業技術センター研究報告
発行元広島県立農業技術センター
巻号,ページ72号, p.35-45(2002-12)ISSN09184848
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抄録アスパラガスの新品種‘グリーンフレッチェ’を育成した。組織培養による大量増殖技術の確立とクローン株栽培の有効性評価を背景として、1993年に現地圃場からの優良雄株の選抜を開始した。現地圃場では、10ヵ所で計約2万株を調査し、各圃場で優良な若茎の得られる10株・計100株を選抜した。次に当年夏期及び翌年春期の収量調査を行い、収量の多い20株を選抜した。このうち8株(1株1系統として8系統)が組織培養により増殖でき、圃場生産力検定試験に移した。最終的にY6系統を選抜し、‘グリーンフレッチェ’と命名した。‘グリーンフレッチェ’の全期立茎法による栽培特性は以下の通りである。1.草丈はやや短く、茎径は細く茎数は多い。第1側枝高はやや低く、節間長は長い。若茎各部のアントシアニンの発現は少なく、頭部の締まりは緊である。2.春期における萌芽日は対照品種である‘MW500W、‘ウェルカム’より早い。3.若茎の株当たり収量は1380g(1.7t/10a)で、規格品の収穫本数は81本である。これらの対照品種より多い。4.若茎の1茎重は小さい(17g)。若茎の夏期(7~9月)の秀優品率は対照品種より高い。5.ハウス栽培では、若茎収穫本数は双三郡三和町で‘ウェルカム’の1.8倍、若茎収量は豊平町では同1.4倍で、ハウス栽培への適用性が高い。
索引語圃場;選抜;収量;系統;茎;品種;アスパラガス;新品種;育成;組織培養
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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