常温ならびに高温環境条件下における飼料へのフィターゼ添加がブロイラーの飼育成績とミネラルの利用性に及ぼす影響

常温ならびに高温環境条件下における飼料へのフィターゼ添加がブロイラーの飼育成績とミネラルの利用性に及ぼす影響

レコードナンバー670263論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005654NACSIS書誌IDAN00186755
著者名鎌田 寿彦
竹村 勇司
陶 暁栄
ほか4名
書誌名日本家禽学会誌
別誌名Japanese journal of poultry science
Jpn. poult. sci.
家禽会誌
日本家禽会誌
The journal of poultry science
Japanese poultry science
発行元日本万国家禽学会
巻号,ページ40巻・ 1号, p.1-12(2003-02)ISSN00290254
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抄録高温(30℃)一定の条件において、飼料への微生物由来フィターゼ添加がブロイラーの飼育成績およびミネラルの利用性にどのような影響を及ぼすかについて調べるために、トウモロコシ、大豆粕を主体とする飼料を基礎飼料として、3水準の飼料中非フィチンリン(NPP)含量(0.20、0.40、0.60%)、2水準のフィターゼ添加条件(無添加、1000U/kg添加)、および2水準の恒温環境条件(20℃、30℃)を組み合わせることにより12の処理区を設け、1区当たり5羽の22日齢のブロイラーに飼料を27日間自由摂取させた。増体量、飼料摂取量、飼料要求率、ならびに脛骨灰分含量、およびリン(P)、カルシウム(Ca)、マグネシウム(Mg)、亜鉛(Zn)、銅(Cu)の排泄量、蓄積率、脛骨灰分中含量、血漿中濃度を測定した。その結果、常温下に比べて高温下で、増体量および飼料摂取量の減少がみられたが、フィターゼ添加は影響を及ぼさなかった。フィターゼ添加は高温下でZnの排泄量を有意に低減し、総P、Ca、Mgの排泄量もある程度低減した。高温下で、いずれのミネラルの蓄積率もフィターゼ添加によって増加した。このことは脛骨と血漿の結果とも関連していた。高温下で、肥育後期のブロイラーにおける飼料へ1kgあたり1000単位のフィターゼを添加することは飼育成績を改善するには至らなかったが、常温下と同様にミネラルの利用性を改善できる効果があったと考えられた。
索引語飼料;添加;高温;条件;ブロイラー;ミネラル;飼育;利用;性;水準
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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