「海水導入を目的とした潜堤付孔空き防波堤の開発」に対する日本水産工学会技術賞受賞について

「海水導入を目的とした潜堤付孔空き防波堤の開発」に対する日本水産工学会技術賞受賞について

レコードナンバー670365論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011795NACSIS書誌IDAN10278554
著者名山本 正昭
中泉 昌光
間辺 本文
森口 朗彦
書誌名水産工学
別誌名Fisheries engineering
発行元日本水産工学会
巻号,ページ39巻・ 3号, p.185-189(2003-02)ISSN09167617
全文表示PDFファイル (931KB) 
抄録本研究は防波堤に外海水導入孔を設けた新しい構造により、低波浪時でも十分な海水導入を図るとともに高波浪時にも港内の静穏性をさほど乱すことが無いよう工夫されたものである。また、潜堤上での砕波の際に曝気されるため溶存酸素の飽和度が高いなどの利点がある。筆者らは多年に亘る模型実験と現地調査結果をもとに計算により海水導入量を算定する手法を開発し一般化することにより、現場で容易に適用できるシステムとして完成させた。ちなみに、このシステムは福岡県の志賀島漁港、石川県の四方漁港など多の漁港で実際に採択、建設されているが、いずれも計算どおりの効果が得られている。漁港内の海水は畜養だけでなく漁獲物の洗浄などにも利用されるため、本質的に外海と同等であることが望ましい。加えて近年は幼稚仔の保育、餌料海藻の育成など漁港をさらに多目的に利用する観点からの港内海水の水質向上に対する要求もますます増大している。このシステムの開発は、このような時代の要請に応え、漁業を主要産業とする地域の振興に大きな役割を果たすものである。
索引語海水;導入;開発;システム;工学;技術;研究;水;構造;性
引用文献数7
登録日2011年07月07日
収録データベースJASI, AGROLib

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat