黒毛和種経産牛の過剰排卵処理反応差に影響を及ぼす要因の検討

黒毛和種経産牛の過剰排卵処理反応差に影響を及ぼす要因の検討

レコードナンバー670725論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00009417NACSIS書誌IDAN10075105
著者名佐々木 恵美
山田 彰司
長谷川 清寿
ほか2名
書誌名島根県立畜産試験場研究報告
別誌名Bulletin of the Shimane Prefectural Animal Husbandry Experiment Station
島根畜試研報
島根県立畜産試験場研究報告
発行元島根県立畜産試験場
巻号,ページ36号, p.29-32(2003-03)ISSN09146296
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抄録供胚牛における過剰排卵処理に伴う卵胞動態の観察と血中ホルモン濃度の測定を行い、外因性性腺刺激ホルモンによる過剰排卵処理反応差に影響を及ぼす要因について検討した。場内で繋養する黒毛和種経産牛12頭に過剰排卵処理としてFSH製剤20AUを3日間漸減投与、処理開始48時間後にPGF(2a)製剤を投与し、AI後7日目に胚採取を行った。超音波画像診断装置により供胚牛の大卵胞数(8mm≦)、中卵胞数(5~8mm)および排卵数を計測した。また、供胚牛の末梢血を採取しP4、E2およびLH濃度を測定した。過剰排卵処理反応差により、供試牛を反応良好群(良好群;n=9)と反応不良群(不良群;n=3)に区分し比較検討した。PG投与48時間後における大卵胞数は、良好群(29.0±9.7個)が不良群(5.3±1.2個)より多く、PG投与72時間後における排卵数も良好群(16.3±10.5個)が不良群(0.3±0.5個)より多かった。血中E2濃度は、良好群ではPG投与32~60時問後に43.1~205.4pg/mLに上昇したが、不良群ではPG投与後5.8~30.5pg/mLで推移し明らかな上昇は認められなかった。LH濃度は、良好群は全頭でPG投与34~44時間後にサージが認められたのに対し、不良群ではサージが遅延または認められなかった。以上のことから、不良群において外因性性腺刺激ホルモンヘの反応が低い要因として、卵胞膜内膜や顆粒層細胞における性腺刺激ホルモンレセプターの障害が示唆された。
索引語投与;処理;反応;過剰排卵;卵胞;濃度;要因;種;測定;性
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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