水稲の分光反射特性とLAI,DWとfPARに関する基礎的研究

水稲の分光反射特性とLAI,DWとfPARに関する基礎的研究

レコードナンバー670828論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015066NACSIS書誌IDAN00200732
著者名石黒 悦爾
下田 代智英
Wahid D.A.
ほか2名
書誌名農業氣象
別誌名Journal of the agricultural meteorology
農業気象
Journal of agricultural meteorology
J. Agric. Meteorol
発行元養賢堂
巻号,ページ59巻・ 1号, p.13-21(2003-03)ISSN00218588
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抄録広範囲を同時に測定できる衛星データの利便性を利用して、農作物の収量予測にリモートセンシングの手法を用いる試みは多く報告されている。温度等をパラメータとした従来の水稲の生育モデルに分光反射特性をファクターに加えた研究が近年多く報告されている。筆者等も分光反射特性を利用した水稲の生育モデルを構築する研究の一環として、異なる窒素量を施肥した水稲の試験区を設定し、水稲の分光反射特性と草丈・分げつ数・葉面積・乾燥重量等を測定し、植生指標と施肥量、植生指標と水稲の生物物理量、分光反射特性とfPAR等について検討し、以下の結論を得た。(1)生育期間中における水稲の分光反射特性の変化は、窒素施肥量ならびにその効果時期により異なる特性を示した。(2)NDVIは施肥量による差異は明確には認められなかったが、RVIの変化はとりわけ登熟期間で大きく異なった。(3)Red Edge Pointsは葉面積指数(LAI)乾燥重量(DW)ならびに光合成有効放射量(fPAR)には高い相関は認められなかった。(4)登熟期に有効とされるR830/R550は全生育期間においてLAIとDWに対して高い相関を示した。とりわけfPARは非常に高い相関を示した。本研究で得られた分光反射特性より導出したRVIの対数とR830/R550は水稲の生育モデルを構築する際の有効なファクターとなることが示唆された。
索引語水稲;特性;分光;反射;研究;生育;モデル;施肥量;相関;窒素
引用文献数35
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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