育成期の飼養条件の違いが黒毛和牛骨格筋におけるPPARγ2の発現に及ぼす影響

育成期の飼養条件の違いが黒毛和牛骨格筋におけるPPARγ2の発現に及ぼす影響

レコードナンバー670862論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20003018NACSIS書誌IDAA11581705
著者名文田 登美子
馬場 明子
渡邊 潤
ほか3名
書誌名九州大学農学部農場研究報告 = Bulletin of the Kyushu University Farm
別誌名農場研究報告
発行元九州大学農学部附属農場
巻号,ページ11号, p.46-50(2003-03)ISSN13465643
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抄録peroxisome proliferator-activated receptor gamma2(PPARγ2)は、核内レセプターの一種で、脂肪細胞分化の中心的な役割を担っている。本研究では、育成期の飼養条件の違いが、黒毛和牛骨格筋におけるPPARγ2mRNAの発現に及ぼす影響について検討した。牛群を濃厚飼料区(C区)と乾草区(R区)に分けて飼養した。C区では、分娩後3日目に母子分離後、人工哺乳を2ヵ月間行った後、濃厚飼料を中心とした飼養形態とした。R区では、分娩後3ヵ月齢まで草地内で親子放牧し、離乳後牛舎内で乾草のみで飼養した。骨格筋サンプルは、胸最長筋(LT)および大腿二頭筋(BF)よりニードルバイオプシーを用いて、5ヵ月齢および7ヵ月齢時に摘出された。摘出した骨格筋サンプルは、すみやかに液体窒素中で凍結後、total RNAの抽出を行った。得られたtotal RNAを用いて、RT-PCR反応を行い、PPARγ2mRNAの発現を見た。5ヵ月齢時においては、C区においてLTおよびBFともにPPARγ2mRNAの発現が認められたが、R区においてはその発現は認められないか低かった。7ヵ月齢時では、両処理区でPPARγ2mRNA発現が認められたが、R区よりもC区の方で発現は高かった。以上の結果より、育成期の飼養形態の違いが、黒毛和種骨格筋におけるPPARγ2mRNAの発現に影響を及ぼすことが示唆された。
索引語発現;筋;mRNA;齢;育成;条件;和牛;濃厚飼料;乾草;形態
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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