緑茶飲料残渣とトウモロコシとの混合サイレージ調製と発酵品質

緑茶飲料残渣とトウモロコシとの混合サイレージ調製と発酵品質

レコードナンバー671518論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20005663NACSIS書誌IDAN00195188
著者名藤田 泰仁
蔡 義民
徐 春城
ほか3名
書誌名日本畜産學會報 = The Japanese journal of zootechnical science
別誌名日本畜産学会報
日本畜産学会報
Nihon chikusan gakkaiho
Animal science journal
Animal science and technology
発行元Zootechnical Science Society of Japan
巻号,ページ74巻・ 2号, p.203-211(2003-05)ISSN1346907X
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抄録緑茶飲料残渣を有効に利用するため、小規模発酵試験法を用い、緑茶飲料残渣とトウモロコシとのサイレージを混合調製し、その発酵品質を検討した。緑茶飲料残渣のみのサイレージ調製では、材料に可溶性炭水化物含量が少なく、サイレージ発酵に関与する乳酸菌は検出されず、好気性細菌、糸状菌および酵母は高い菌数レベルで存在していたため、良質なサイレージの発酵はしなかった。しかし、トウモロコシではグルコース、フルクトース、シュークロースなど可溶性炭水化物含量は高く、Lactobacillus plantarumやWeissella confusaなど付着乳酸菌も多かったため、高品質サイレージが調製された。また、トウモロコシと緑茶飲料残渣を混合調製したサイレージでは発酵初期に乳酸菌数が顕著に高まり、好気性細菌と糸状菌の菌数が急減し、良質なサイレージの発酵パターンを示した。これら混合サイレージでは乳酸含量が高く、pH値とアンモニア態窒素含量が低い高品質サイレージが調製され、長期貯蔵でも安定した品質が保持された。また、混合サイレージでは粗タンパク質、カテキン類、カロチンおよびビタミンEなどが多く含まれた。以上の結果、緑茶飲料残渣はトウモロコシとの混合調製により、発酵品質が良好で長期貯蔵も可能なサイレージが調製される。
索引語飲料;残渣;トウモロコシ;混合;サイレージ;調製;発酵;品質;試験法;材料
引用文献数26
登録日2011年07月25日
収録データベースJASI

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