アカバネウイルス野外流行株の性状について

アカバネウイルス野外流行株の性状について

レコードナンバー671526論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014414NACSIS書誌IDAN00203399
著者名嶋崎 智章
書誌名農林水産省動物医薬品検査所年報 = Annual report of the National Veterinary Assay Laboratory
発行元農林水産省動物医薬品検査所
巻号,ページ39号, p.15-19(2003-03)ISSN03887421
全文表示
抄録1997年から1999年にかけて5県の野外で分離されたアカバネウイルス19株を収集して、遺伝子学的及び血清学的検査を行つた。福岡県で分離された1株についてはRT-PCRでバンドが観察されなかったが、他の18株については制限酵素解析(RFLP)を行ったところ、石川県の5株、山口県の4株及び福岡県の3株では、RFLPパターンが同一であったことから、単一もしくはごく近縁の株が流行していたと思われた。しかし、千葉県の1株及び沖縄県の2株は他の株とは異なるパターンを示したことから、異なるグループの株ではないかと考えられた。血清学的検査では、全ての野外株でワクチン抗体との交差がみられたことから、これらの野外流行株に対し、現行のワクチンは有効であると考えられた。アカバネウイルスは、遺伝子的に変異しやすいウイルスであることが今回の調査でも示唆された。本ウイルスの防疫には、常に野外株のモニターを続けることが大切であると思われた。
索引語性状;遺伝子;検査;福岡県;制限酵素;解析;RFLP;石川県;山口県;千葉県
引用文献数9
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

論文アクセスランキング

Copyright 2017 農林水産省 農林水産技術会議事務局筑波産学連携支援センター

Tsukuba Business-Academia Cooperation Support Center, Agriculture, Forestry and Fisheries Research Council Secretariat