肥育農家の枝肉成績における枝肉市場と出荷年度間の変動及びこの変動を考慮した数学モデルによる育種価予測値の比較

肥育農家の枝肉成績における枝肉市場と出荷年度間の変動及びこの変動を考慮した数学モデルによる育種価予測値の比較

レコードナンバー671534論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名藤中 邦則
道後 泰治
太田 垣進
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ39号, p.10-15(2003-03)ISSN13477730
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抄録出荷先や出荷年度による各肥育農家の枝肉成績の変動程度と、この変動を考慮した時の育種価予測値への影響を検討した。1988~2000年に兵庫県内の枝肉市場に出荷された兵庫県産黒毛和種肥育牛22756頭の枝肉記録を用いた。まず、市場×年度×農家の推定値から同一農家内の市場・年度間の差(農家内差)を計算した。次に、枝肉市場、出荷年度と肥育農家の3要因を別々の主効果として取り上げ、両モデルで得られた育種価がどの程度一致しているかを検討した。併せてデータ選択時の副次級記録数(以下選択記録数と呼ぶ)の影響を検討した。1.枝肉重量の農家内差は最大143㎏と大きく、各農家の種々の要因を反映したものであった。また、選択記録数が大きいほど、農家内差は小さかった。ただし、形質によって選択記録数による農家内差への影響は異なった。2.枝肉出荷量の安定している農家であっても、その枝肉成績は市場や年度によって大きく変動した。3.モデルと選択記録数が異なる場合、予測育種価間の相関係数は、0.89~1.00の範囲であった。モデルが異なり、選択記録数の差が大きい時に相関係数が低く、異なる育種価が予測された。4.従って、異なるモデルで得られた育種価が、将来の枝肉成績にどの程度当てはまるかを検証する必要があると考えられた。
索引語肥育;農家;枝肉;市場;出荷;変動;数学;モデル;育種価;予測
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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