スギ・ヒノキ間伐木の伐倒時期ならびに玉切り方法がニホンキバチ成虫発生数に及ぼす影響

スギ・ヒノキ間伐木の伐倒時期ならびに玉切り方法がニホンキバチ成虫発生数に及ぼす影響

レコードナンバー671561論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名稲田 哲治
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ85巻・ 2号, p.95-99(2003-05)ISSN0021485X
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抄録スギ・ヒノキ間伐木の伐倒時期や伐倒木の玉切り方法が寄主木辺材部の含水率およびニホンキバチ成虫発生数とその性比に及ぼす影響を調査した。さらに、寄主木の含水率と成虫発生数との関係からニホンキバチ成虫発生数を抑制する方法について検討した。伐倒時期は2月(冬)、6月(夏)、玉切り方法は玉切りなし(全木)、2m玉切り処理、6m玉切り処理とした。伐倒時期間における含水率の差は小さかったが、成虫発生数は冬伐倒木が夏伐倒木に比べて少なく、その傾向はヒノキで顕著であった。一方、玉切り方法により、含水率および成虫発生数は有意に異なった。特に、スギでは約80~170%、ヒノキでは約50~150%の含水率木から多数の成虫が発生し、その含水率はスギでは6m玉切り木、ヒノキでは2m、6m玉切り木のそれにそれぞれ相当した。これらの結果から、ニホンキバチ成虫発生数は寄主木の伐倒時期の調整により大幅に抑制されることが示唆された。また、冬、夏伐倒木においては、玉切り処理による成虫発生抑制効果は認められず、むしろ玉切り長によっては促進してしまう場合があることが示唆された。
索引語スギ;ヒノキ;伐木;時期;成虫;発生;寄主;辺材;含水率;性比
引用文献数21
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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