底面給液および培養液循環を組み合わせた養液栽培法がブドウ‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’の新梢生長,果実品質および収量に及ぼす影響

底面給液および培養液循環を組み合わせた養液栽培法がブドウ‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’の新梢生長,果実品質および収量に及ぼす影響

レコードナンバー672243論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名田村 史人
藤井 雄一郎
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ2巻・ 2号, p.83-88(2003-06)ISSN13472658
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抄録ブドウ‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’を供試し、底面給液と培養液循環を組み合わせた養液栽培に適した培地の種類と量を検討した。パーライト培地では、炭素培地よりも新梢伸長が旺盛で、葉面積とLAIも大きい傾向であった。また、前者では結実が若干劣ったものの、日射病の発生が少なく、多収であった。培地量を3水準(70、100、200 liter)に変えたところ、新梢伸長は200 liter区で最も優れ、100 liter区がこれに次ぎ、70 liter区で劣った。開花期と果粒軟化期の葉面積および結実も200 liter区で優れ、70 liter区で劣った。また、200 liter区では、日射病の発生が少なく、収量が多かった。しかし、収穫果実の糖度には培地量による違いが認められなかった。培養液循環区と非循環区における新梢の初期生長の差は小さかったが、非循環区では盛夏期に水分欠乏による葉焼けが発生し、翌年の新梢生長が著しく劣った。以上の結果から、培地資材をパーライト、培地量を樹冠面積5m2当たり200 literとし、底面給液と培養液循環を組み合わせた養液栽培により岡山県の標準的な‘マスカット・オブ・アレキサンドリア’の収量、果実品質が得られることが明らかとなった。
索引語培地;循環;培養;養液;栽培;生長;果実;収量;発生;ブドウ
引用文献数16
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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