イチゴ‘紅ほっぺ’の育苗,摘花及び腋芽整理の方法が収量に及ぼす影響

イチゴ‘紅ほっぺ’の育苗,摘花及び腋芽整理の方法が収量に及ぼす影響

レコードナンバー672259論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014247NACSIS書誌IDAN00102722
著者名竹内 隆
馬場 富二夫
河田 智明
書誌名静岡県農業試験場研究報告 = Bulletin of Shizuoka Agricultural Experiment Station
別誌名Bulletin of the Shizuoka Agricultural Experiment Station
発行元静岡県農業試験場
巻号,ページ47号, p.1-14(2002-12)ISSN0583094X
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抄録本県育成のイチゴ‘紅ほっぺ’の、1月までの早期収量が少ない。果房第1果が変形果になりやすい。大果と小果の果重差が大きいという欠点を補いながら、多収性という特性を発揮できる栽培方法を確立するため、育苗方法、摘花方法、芽仕立て方法について検討した。1.‘紅ほっぺ’の3号ポット育苗では、50~60日の育苗期間を設け、施肥量を窒素成分で株当たり100mgにすることで早期収量が増加した。2.‘紅ほっぺ’は元来連続出蕾性を有しているため、摘花による腋花房の開花の前進化は期待できないが、3月までの収量は放任とほぼ遜色なく、小果の発生を抑制できた。省力のためにも、10果程度に制限する摘花(極小な花のみ摘果する程度)で十分であると考えられる。3.修正摘花(花房第1花も摘花)は、乱形果(A品)の発生を激減させ、3L~L階級の発生率増加には有効であるが、収量低下を認識して実施する必要がある。4.第一次腋芽を2芽にすることにより、適度な競合がおこり、第一次腋花房の第1果の過剰な発達が抑えられ、A品の発生が有意に減少した。5.第一次腋芽を2芽、第二次腋芽を2~3芽にすることで、株当たりの収量は大きく増加した。‘紅ほっぺ’は芽の発生状況に応じて腋芽を2~3芽にすることで、多収性品種の特徴をさらに発揮できると考えられる。
索引語摘花;収量;芽;育苗;発生;性;イチゴ;多収;花;育成
引用文献数17
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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