ニホンナシの果実生産および品質に及ぼす補光の影響

ニホンナシの果実生産および品質に及ぼす補光の影響

レコードナンバー672313論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011749NACSIS書誌IDAN00195767
著者名伊藤 純樹
長谷 義勝
本田 敏夫
ほか3名
書誌名日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition
日本土壌肥料学雑誌
発行元日本土壌肥料學會
巻号,ページ74巻・ 3号, p.309-315(2003-06)ISSN00290610
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抄録圃場およびコンテナ栽培したニホンナシ‘幸水’(Pyrus pyrifolia Nakai)を供試し、補光が栄養生長および果実生産・品質に及ぼす影響を、光合成、水分状態などの関連で解析した。1.みかけの光合成速度(Po)は光量子量の増大に伴い上昇する傾向を示し、1200μmolm(-2)s(-1)で最も高い値(発育枝葉、短果枝葉でそれぞれ約15、17μmolm(-2)s(-1))を示した。Poは、早朝、夕方および曇雨天日などの光量子量が小さい時に補光によって上昇した。2.補光によって、平均1果重が増大し、特に大果の割合が増大し、その結果、果実収量が103%に増大した。同処理によって、果実の糖度が0.2%上昇し、成熟期が3日早まった。以上の結果から、日射量が低いためPoが低下する条件下では、補光は果実重の増大だけでなく成熟期の促進および果実糖度の向上に有効であると結論される。それ故、梅雨時期の低日射のため、果実の肥大や品質の低減、熟期の遅延などが起こることが明瞭に示された。日射量は果実の肥大や糖集積に対して光合成を通じて影響を与えると推定される。
索引語果実;補光;品質;光合成;日射;生産;糖度;肥大;圃場;水
引用文献数18
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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