水田内の高低差が収量および品質の変動に与える影響

水田内の高低差が収量および品質の変動に与える影響

レコードナンバー672339論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015067NACSIS書誌IDAN00386823
著者名庄司 浩一
谷森 文彦
中山 和明
ほか3名
書誌名農作業研究
別誌名Japanese journal of farm work research
Farm work research : journal of Farm Work Society of Japan
発行元日本農作業研究会
巻号,ページ115号, p.73-78(2003-06)ISSN03891763
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抄録水田面の高低差すなわち水深差が100mm程度現われている0.5haの移植田を用いて、高低差と収量・品質の変動との関係および生育期間中の水位変化を測定した。2年間にわたるこれらの結果を関連付けて考察を行い次の結論を得た。1.低地部ほど収量がやや増加する傾向が見られたが、有意とはいえなかった。収量構成要素は低地部ほど一株穂数および一穂籾数が多く、登熟歩合および千粒重が小さいことが確認された。2.低地部ほどタンパク質含有率が高くなった。これは上述の登熟歩合および千粒重の低下と密接に関連しているのみならず、湛水状態に伴う窒素吸収の持続によるとも考えられた。3.低地部と高地部の中間でも、排水の悪い中央付近では低地部と同等程度のタンパク質含有率となる場合があった。水田内で低タンパク質含有率に揃えるためには、水田の均平化のみならず、水位調節や排水管理といった水管理の方法にも検討を要することが示唆された。
索引語水田;収量;タンパク質;品質;変動;水位;登熟;粒重;排水;水深
引用文献数11
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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