インドネシア・南スマトラ・ランポンの熱帯湿潤丘陵地コーヒー園における雑草管理の違いが土壌の物理性に与える影響

インドネシア・南スマトラ・ランポンの熱帯湿潤丘陵地コーヒー園における雑草管理の違いが土壌の物理性に与える影響

レコードナンバー672379論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名Afanfi
Manik T.K.
Rosadi B.
ほか4名
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ92号, p.3-16(2003-03)ISSN03876012
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抄録インドネシア・南スマトラのランポンにおいて、コーヒー園の雑草管理が土壌の物理性に与える影響を明らかにするために、4年間の実験を行った。試験区は、1.地表面の雑草を完全除草したコーヒー園(除草区)、2.被覆植物としてPaspalum conjugatumで地表面を被覆したコーヒー園(Paspalum区)、3.Clibadia surinamenseが優先種である自然植生の雑草で地表面を被覆したコーヒー園(自然雑草区)である。雑草管理は2週間に1回の頻度で行った。除草区では地表面の雑草を完全に除去し、Paspalum区と自然雑草区ではコーヒー樹周囲の直径1mの範囲を除草した。コーヒー樹下の地表面をPaspalumで被覆すると土壌の物理性が改善される結果を得た。Paspalum及び自然発生した雑草で被覆した試験区における土壌中の有機態炭素量は、それぞれ32g/kg、26g/kgと除草区の20g/kg より大きい。Paspalum区の土壌断面ではPaspalumの根群によって土壌の色が濃くなり、湿潤と感想のプロセスによって、層位の境界が鮮明になっていた。コーンペネトロメータの測定値や団粒の安定化度が示すようにPaspalum区の土壌は団粒の安定性が大きい。Paspalum区の表層では厚さ2cmの硬いパンが発生し、乾季に表層からの水分移動を妨げていた。間隙率はPaspalum区が0.64m3m(-3)と最も大きく、次いで自然雑草区(0.62m3m(-3))、除草区(0.60m3m(-3))の順であった。しかしながら、有効水分量はPaspalum区と自然雑草区の間に大きな相違がなく、除草区と比較しても0.18m3m(-3)程度大きいのみであった。試験区間の透水係数は大きくばらつき、とくにPaspalum区の表層において変動が大きかった。
索引語雑草;コーヒー;土壌;自然;被覆;管理;物理;性;インドネシア;湿潤
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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