リグニン-古紙複合物を原料とするボード状成形物の作製とその特性

リグニン-古紙複合物を原料とするボード状成形物の作製とその特性

レコードナンバー673142論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007981NACSIS書誌IDAN00240329
著者名根本 純司
浦木 康光
佐野 嘉拓
書誌名木材学会誌
別誌名Journal of the Japan Wood Research Society
発行元日本木材学会
巻号,ページ49巻・ 4号, p.287-292(2003-07)ISSN00214795
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抄録リグニンと古紙の複合物から、紙器や構造材料として利用するためのボード状成形物の調製を乾式及び湿式法で試みた。乾式法では6種のリグニンと4種の古紙を用いて、ボード特性に及ぼす原料や調製条件の影響を検討した。リグニン原料として、広葉樹及び針葉樹酢酸リグニン(HALとSAL)が、曲げ強さ、耐水性とも優れたボードを与え、古紙原料では新聞古紙が好適であった。新聞古紙-HALボードでは、HAL含有率15%で最大曲げ強さを示し、吸水率はHAL含有率の増加や圧締温度の上昇に従い減少した。湿式ボードは曲げ強さ及び吸水率とも乾式ボードより優れた性能を示し、HAL40%、密度1.4g/cm3のボードでは、繊維板規格試験で曲げ強さ68MPa、吸収率4%となった。これらのことは、酢酸リグニンが接着剤として機能すると共に、ボードに耐水性を付与することを示唆している。
索引語ボード;リグニン;原料;曲げ;特性;調製;種;酢酸;耐水性;吸水
引用文献数15
登録日2011年12月08日
収録データベースJASI

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