有明海北東部漁場における貧酸素水塊の発生

有明海北東部漁場における貧酸素水塊の発生

レコードナンバー673261論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012384NACSIS書誌IDAN10425987
論文副題有明海北東部漁場における溶存酸素の連続観測
著者名松井 繁明
筑紫 康博
書誌名福岡県水産海洋技術センター研究報告
別誌名Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center
発行元福岡県水産海洋技術センター
巻号,ページ13号, p.111-117(2003-03)ISSN09192468
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抄録1)連続観測の結果、酸素飽和度の減少が6月下旬から8月中旬にかけて観測され、有明海では発生し難いといわれていた貧酸素水塊の発生を明らかにした。2)潮の干満による酸素飽和度の増減が観測され、貧酸素水塊の移動が示唆された。3)調査期間を通じて大潮から小潮にかけて溶存酸素が減少する傾向がみられた。これは大潮時の底質の攪拌、小潮時の有機物の分解によると考えられた。4)水深の浅い調査点では、塩分の増減に伴う酸素飽和度の短期間での大きな変化がみられた。降雨などによる陸水の影響が示唆された。5)'01年に比較して'02年の観測では貧酸素水塊の発生が少なく、酸素飽和度は高めに推移した。貧酸素水塊が発生したのは8月中旬の1回だけであった。6)'02年は、貧酸素水塊発生直後に南風による時化が起こったため貧酸素水塊は速やかに解消した。水塊の消長に風況が密接に関係していることが分かった。7)今回の調査では、海底から+0.5mと+0.1mの層で酸素飽和度は同じ傾向で増減が見られ大きな差は生じなかった。
索引語酸素;水塊;発生;観測;調査;漁場;溶存酸素;移動;底質;有機物
引用文献数13
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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