Aspergillus oryzae由来プロテアーゼによる大豆機能性低分子ペプチド生産に対する電解生成水の効果

Aspergillus oryzae由来プロテアーゼによる大豆機能性低分子ペプチド生産に対する電解生成水の効果

レコードナンバー680993論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00012295NACSIS書誌IDAN10467499
著者名原 安夫
小林 健治
山本 達之
ほか2名
書誌名日本食品科学工学会誌
別誌名日本食品科学工学会誌
発行元日本食品科学工学会
巻号,ページ50巻・ 9号, p.419-427(2003-09)ISSN1341027X
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抄録浄水(残留塩素を除去した水道水)を電気分解して得られた電解生成水を溶媒として、大豆タンパク質をAspergillus oryzae由来のプロテアーゼで分解し、分解速度、分解物の性質と機能性、電解生成水が基質および酵素に与える効果について検討し、以下の結果を得た。(1)アルカリ性電解水は、プロテアーゼによるタンパク質の分解を促進した。分解物には低分子ペプチドが多く、浄水を使用した分解物よりもDPPHラジカル消去能が高かった。酸性電解水の分解物も、僅かではあるが浄水より高いDPPHラジカル消去能を示した。(2)電解生成水には、SH基の酸化抑制効果が認められた。アルカリ性電解水によるプロテアーゼ反応の促進要因として、基質となる大豆タンパク質のSH基酸化抑制効果が示唆された。酸性電解水は、大豆タンパク質の2次構造に僅かながら変化を与えた。(3)アルカリ性電解水は、中性およびアルカリ性プロテァーゼの活性を向上させることにより、タンパク質の分解を促進したと考えられた。酸性電解水は、酸性プロテアーゼの活性を向上さぜたが、中性およびアルカリ性プロテアーゼの活性向上には効果が認められなかった。電解生成水が酵素活性に影響を与えた要因については、pH、イオン濃度、酸化還元電位のみでは説明できなかった。
索引語水;分解;生成;効果;タンパク質;アルカリ性;酸性;活性;促進;分子
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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