フィルター法を用いて回収された始原生殖細胞(PGC)によるブロイラー系統(42L)の保存

フィルター法を用いて回収された始原生殖細胞(PGC)によるブロイラー系統(42L)の保存

レコードナンバー681059論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007115NACSIS書誌IDAA11564513
著者名田島 淳史
桑名 貴
Barbato G.F.
ほか1名
書誌名The journal of poultry science
別誌名J. poult. sci
日本家禽学会誌
発行元Japan Poultry Science Association
巻号,ページ40巻・ 1号, p.53-61(2003-01)ISSN13467395
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抄録本研究には、ペンシルバニア州立大学において作出されたブロイラー系統(42L)を用いた。実験1においては、ステージ14-15(Hamburger and Hami1on、1951)に達した2日胚から血液を採取し、l0%牛胎児血清を添加したMEMに懸濁した。細胞懸濁液を開口径10μメートルのナイロンメッシュを用いてろ過することにより始原生殖細胞(PGCs)を回収した。ろ過前後のPGC数を計測した結果、回収率は39.4±6.5%(平均±標準誤差)であった。実験2においては、凍結融解された2日胚血液からフィルター法を用いてPGCsを回収したのち、褐色レグホーンの2日胚血液中に移植した。孵化した3羽の雛(雄1羽、雌2羽)を性成熟に達するまで飼育し、後代検定結果を行った。その結果、1羽の雄から採取された精子を人工授精した場合、孵化した計216羽の雛の内33%が、また、2羽の雌去用いた場合、孵化した計21羽の雛の内52%の個体がそれぞれ移植されたPGCsに由来することが示された。本実験の結果から、2日胚の血液を凍結・融解した後、フィルター法を用いて回収したPGCsを用いて家禽遺伝資源の保存が可能であることが示された。
索引語回収;胚;血液;生殖細胞;ブロイラー;系統;保存;懸濁;凍結;雄
引用文献数20
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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