低CP・低リン飼料へのアミノ酸,消化酵素およびフィターゼの添加がブロイラーの発育と,窒素およびリン排泄量に及ぼす影響

低CP・低リン飼料へのアミノ酸,消化酵素およびフィターゼの添加がブロイラーの発育と,窒素およびリン排泄量に及ぼす影響

レコードナンバー681064論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20007115NACSIS書誌IDAA11564513
著者名米持 千里
藤崎 浩和
高木 久雄
書誌名The journal of poultry science
別誌名J. poult. sci
日本家禽学会誌
発行元Japan Poultry Science Association
巻号,ページ40巻・ 2号, p.114-120(2003-04)ISSN13467395
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抄録ブロイラーの発育や腹腔内脂肪に影響を及ぼさずに、窒素(N)およびリン(P)排泄量を低減させる可能性を検討するため、飼育試験および出納試験を行った。供試飼料は、粗蛋白質(CP)を0?21日齢CP23%、22?49日齢CP19%とした対照飼料(C)、CPを0?21日齢19%、22?49日齢16%としアミノ酸を要求量の110%量に補正した飼料(L)、Lに消化酵素(セルラーゼ、キシラナーゼおよびペクチナーゼ)を添加した飼料(LE)、LE中のリン酸二石灰を減らして非フィチンPを要求量の70%量としフィターゼを添加した飼料(LEP)の4種類を用いた。飼育試験では、各飼料にブロイラー初生雛200羽(雄、雌各25羽×4反復群)ずつを割付けて49日間不断給与して発育成績を調査したのち、試験終了時に各飼料雄、雌各25羽の腹腔内脂肪率を測定した。出納試験ではブロイラー雄雛40羽を用い、各飼料に10羽(2羽×5反復群)ずつ割付けて20?24日および45?49日齢における乾物(DM)、NおよびP排泄量を求めた。その結果、L、LEおよびLEP区の増体量、飼料摂取量、飼料要求率および育成率は、いずれもC区と差がなかった。L区の腹腔内脂肪はC区より有意に増加したが、LEおよびLEP区はC区と差がなかった。L、LEおよびLEP区の0?49日齢におけるDM排泄量はC区の91、84および82%に減少し、N排泄量は73、70および70%に減少した。L区およびLE区のP排泄量はC区と差がなかったが、LEP区ではC区の53%まで減少した。これらの結果から、アミノ酸を補正した低CP・低P飼料に消化酵素およびフィターゼを添加することにより、ブロイラーに発育や生産性を損なうことなく、NおよびP排泄量を大幅に低減できることが示された。
索引語飼料;排泄;日齢;ブロイラー;添加;発育;リン;アミノ酸;脂肪;雄
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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