六ケ所村で発見されたイヌザクラについて
- レコードナンバー
- 681087
- 論文タイプ
- 学術雑誌論文
- ALIS書誌ID
- ZZ20011393
- NACSIS書誌ID
- AA11858241
- 本文言語
- ja
- 著者名
- 今 純一
- 誌名
- 林業試験場報告 / 青森県農林総合研究センター林業試験場
- 別誌名
- Bulletin of the Forestri Experiment Station ; 青林研試報告 ; 青森県農林総合研究センター林業試験場報告
- 発行元
- 青森県農林総合研究センター林業試験場
- 巻号ページ
- 14年度,p.38-39(2003-06)
- ISSN
- 1349242X
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- PDF(589KB)
- 抄録
- イヌザクラ(Prunus buergeriana Miquel)は青森県が北限になっており、三沢市の姉沼、仏沼など小川原湖周辺に点状に散在して自生地があるが(1、2)それ以北については記録がない。青森営林局・秋田営林局編集の東北の樹木誌(4)によると、青森県内での分布は上北地方(三八地方も含む)になっており、津軽地方や下北地方には分布していない。平成14年の6月3日、小川原湖の北端に位置する六ヶ所村唐貝地の生活環境保全林で広葉樹林の調査を行っていたところ、林内に自生しているイヌザクラを発見した。図鑑には(3)、落葉小高木で高さ10mに達すると書いてあるが、この個体は幹周り147cm、樹高14.5mあり、イヌザクラとしては大きなものと思われる。八戸市在住の植物研究家、根市益三氏によると、未発表であるが、三八地方や上北地方のほかに、むつ市周辺で自生を確認している。しかし、三八地方以外では、大きい個体を確認していないということである。唐貝地の生活環境保全林で発見されたのは、この一個体のみだが、北限近くに生育する高木として、保護すべき貴重なものと思われるので報告する。なお、平成15年に開花時期を調査したところ、ウワミズザクラより一週間-10日ほど遅く、5月末に開花した。
- 引用文献数
- 4
- 登録日
- 2011年3月8日
- 収録データベース
- JASI ; AGROLib