本邦産Qudsianematidae科土壌線虫(ドリライムス目)の4新種および2未記録種の記載

本邦産Qudsianematidae科土壌線虫(ドリライムス目)の4新種および2未記録種の記載

レコードナンバー681198論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011693NACSIS書誌IDAN10453166
著者名荒城 雅昭
Ahmad W.
書誌名日本線虫学会誌
別誌名日本線虫学会誌
発行元日本線虫学会
巻号,ページ33巻・ 1号, p.23-40(2003-06)ISSN09196765
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抄録本邦各地で採集した土壌試料から、Qudsianemaidae科に属する未記載の線虫4種および2種の本邦未記録種が検出されたので記載を行った。新種Eudorylaimus inermediusは、体長が0.76-0.84mm、口唇部が胴部からはっきりと区別され、双器が大きく、歯針長10-11μm、陰門は体の中央からやや後より体を横断するように開口し、陰門環(pars refringens vaginae)は強く骨化すること、尾部が腹側に曲ること、雄では、前腹部補助器(venromedian supplemen)が3-4個である。新種E. niaesiは、体長が1.85-2.36mmで細長い体を持ち、口唇部が胴部からわずかに区別され、双器は小さくあぶみ型、歯針は長さ19-20μmで、食道腺背側の核が著しく大きく、陰門の開口は横断型で、膣は球形、陰門環はよく骨化すること、前後の生殖巣の発達がともに悪く小型であること、尾部が円錐状で腹側に曲ることが特徴である。新種E.kyooensisは、体長が1.90-1.96mmと細長い線虫で、唇乳頭が突出して口唇部が胴部から顕著に区別され、双器は大型、歯針は長さ22.5-23.5μm、陰門は横断型で開口し、陰門環は小型で、前後の生殖巣は発達がよく、円錐状の尾部は腹側にカーブする。新種Paraxonchium japonicumは、体長が0.66-0.80mmの線虫としてはずんぐりした体形で、口唇部は丸く顕著で、双器は大きく、非対称な歯針は長さ20-21μmで、先端の開口は短い。食道腸間弁には大きな3つの腺細胞が付着し、陰門は体の中央から後よりに体を横断するように開口、陰門環は強く骨化し、卵巣は両卵巣型、尾部は短く円錐状、ほとんど曲らない。Ecumenicus monohysera とMylodiscus nanusもわが国で初めて見出されたので計測値を報告した。
索引語新種;線虫;種;体長;歯;長さ;土壌;生殖;巣;卵巣
引用文献数12
登録日2011年12月19日
収録データベースJASI, AGROLib

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