九州南部に分布する赤黄色土(古赤色土)の産状

レコードナンバー
681735
論文タイプ
学術雑誌論文
ALIS書誌ID
ZZ20011749
NACSIS書誌ID
AN00195767
本文言語
ja
著者名
赤木 功 ; 井上 弦 ; 長友 由隆
誌名
日本土壌肥料學雜誌 = Journal of the science of soil and manure, Japan
別誌名
日本土壌肥料学雑誌 ; Japanese Journal of Soil Science and Plant Nutrition ; 日本土壌肥料學雜誌 : 土壌・肥料・植物栄養
発行元
日本土壌肥料學會
巻号ページ
74巻・5号,p.623-630(2003-10)
ISSN
00290610
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抄録
九州南部に分布する赤黄色土(古赤色土)の堆積状態、理化学性、粘土鉱物組成および遊離酸化鉄の存在形態について調べた。また、古赤色土の地形学的分布からその生成年代について推定を試みた。得られた結果は以下のとおりである。1)宮崎平野、出水平野および種子島のいずれの地域においても、古赤色土は高位段丘および丘陵地といった古い地形面に限って分布が認められた。宮崎平野および種子島の高位段丘上では褐色ローム層に覆われた埋没状態で存在した。2)古赤色土は粘土含量が高く、緻密であり、有機炭素含量が低く、埋没状態のものを除けば塩基飽和度が低い傾向にあった。また、粘土鉱物組成はカオリン鉱物が優占し、粘土あたりのCECは低い値を示した。遊離酸化鉄の活性度は0.4以下、結晶化指数は0.5以上の範囲にあり、日本各地の古赤色土とほぼ共通した値を示した。3)最近の段丘形成史の知見を基に考察すると、少なくとも40-50万年前から11-13万年前(最終間氷期)の間に古赤色土の生成がおこなわれていたものと推定された。
引用文献数
45
登録日
2011年3月5日
収録データベース
JASI ; AGROLib