褐藻マメタワラ(Sargassum piluliferum)由来の抗インフルエンザウイルス物質MC26単離と活性

褐藻マメタワラ(Sargassum piluliferum)由来の抗インフルエンザウイルス物質MC26単離と活性

レコードナンバー682121論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名赤松 悦子
島永 真武
亀井 勇統
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ1巻・ p.29-34(2003-07)ISSN13487175
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抄録我々は、これまでに新規抗インフルエンザウイルス剤の開発を目的に、日本沿岸より採取した海藻計338種に対してスクリーニングを行い、数種の海藻に抗インフルエンザウイルス活性を見出している。そこで本研究では、それら海藻の中から特に強い活性が観察された、褐藻マメタワラを選抜して抗インフルエンザウイルス物質の分離・精製を行った。その結果、湿重量200gのマメタワラより各種クロマトグラフィーを用いて抗インフルエンザウイルス物質MC26を1.5mg得た。MC26は既存の抗インフルエンザウイルス薬であるアマンタジン、並びに当研究室でこれまでに単離している褐藻ラッパモク由来の抗インフルエンザウイルス物資MC24よりも強い活性を示し、さらには極めて低毒性の化合物であることが明らかとなった。また抗インフルエンザウイルス剤としての有効性を示す選択指数を算出したところ、MC26の選択指数はアマンタジン、並びにMC24よりも高い値を示した。このことより、MC26は抗インフルエンザウイルス剤への応用が有望であることが示唆された。
索引語インフルエンザ;ウイルス;物質;活性;海藻;単離;種;選択;開発;日本
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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