ニホンジカの採食によって林床植生の劣化した針広混交林でのリターおよび土壌の移動

ニホンジカの採食によって林床植生の劣化した針広混交林でのリターおよび土壌の移動

レコードナンバー682389論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015842NACSIS書誌IDAN00198561
著者名古澤 仁美
宮西 裕美
金子 真司
ほか1名
書誌名日本林學會誌 = Journal of the Japanese Forestry Society
別誌名日本林学会誌
発行元日本林學會
巻号,ページ85巻・ 4号, p.318-325(2003-11)ISSN0021485X
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抄録ニホンジカによって林床のミヤコザサが強度の採食を受けている大台ヶ原の針広混交林において、シカ排除区とササ刈り区を設けてリターおよび土壌の移動量を測定した。移動した樹木葉と樹木枝は非ササ刈り区ではササ刈り区と比べて小さく、ミヤコザサにはこれらの移動を抑止する効果が認められた。ミヤコザサの地上部現存量とリターおよび土壌の移動量とは指数関数的な負の相関が認められた。シカ排除処理後3年間経過した区ではミヤコザサの地上部現存量は回復し、リターおよび土壌の移動量は他の広葉樹林で報告されている値と同程度であった。それに対してシカを排除しない対照区ではリターおよび土壌の移動量は他の広葉樹林の約1.2-4.3倍であった。現在の大台ヶ原ではニホンジカによるミヤコザサの採食の影響でリターおよび土壌の移動量が増加していると示唆された。
索引語移動;土壌;採食;シカ;林床;混交林;樹木;広葉樹;植生;強度
引用文献数38
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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