木質空間に調湿材料として活性炭を用いたときの調湿効果

木質空間に調湿材料として活性炭を用いたときの調湿効果

レコードナンバー682407論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007981NACSIS書誌IDAN00240329
著者名大釜 敏正
則元 京
書誌名木材学会誌
別誌名Journal of the Japan Wood Research Society
発行元日本木材学会
巻号,ページ49巻・ 6号, p.430-436(2003-11)ISSN00214795
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抄録文化財の保存に使用される調湿材料として活性炭の可能性を検討するために、スギ材(Crypomeria japonica、内装面積:A)、活性炭(重量:W)および両者が封入された密閉箱(容積:V)内の温度および相対湿度を、箱外周の温度を周期的に変化させることにより測定した。箱内における相対湿度の対数と温度の間には近似的に直線関係が成り立つ。その直線の勾配Bを調湿性能の指標として用いた。得られた結果は、つぎのとおりである。1)活性炭の場合、B値はW/Vの小さい領域では変化が急でW/Vの増大とともに飽和する傾向を示す。B値とW/Vの関係は温度変化の周期に依存しない。2)スギ材のB値とA/Vの関係は活性炭と同様の傾向を示すが、温度変化の周期の影響を受ける。3)スギ材が内装(Aw/V)され、活性炭が封入(Wc/V)された箱内のB値は、活性炭のWc/VにおけるB値と等しくなるスギ材のA/VをAc/Vとすると、A/V=Aw/V+Ac/Vとなるスギ材のB値を用いることにより高い相関で推定することができる。
索引語活性炭;スギ;温度;材料;湿度;周期;空間;効果;保存;面積
引用文献数5
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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