伐採時期がマダケの生物的劣化に及ぼす影響

伐採時期がマダケの生物的劣化に及ぼす影響

レコードナンバー682408論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007981NACSIS書誌IDAN00240329
著者名平野 陽子
信田 聡
有馬 孝禮
書誌名木材学会誌
別誌名Journal of the Japan Wood Research Society
発行元日本木材学会
巻号,ページ49巻・ 6号, p.437-445(2003-11)ISSN00214795
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抄録建築用竹材の生物的劣化を防止するためには、経験に基づく適正伐採期を守ることが効果的とされている。京都産および香川産のマダケにおいて、伐採時期が水溶性成分量、デンプン量、カビ等による汚染状況に与える影響について検討した結果、以下の結論が得られた。1)カビ等による汚染に対する耐久性は6月末から9月末に伐採した試験体において高い傾向を示した。2)煮沸処理による質量減少率の月別変動は産地により異なる傾向を示した。3)20℃相対湿度98%における平衡含水率は7月末から10月末に伐採した試験体において低い傾向を示した。4)デンプン量は7月末から9月末に伐採した試験体において非常に少ない傾向を示した。5)煮沸処理による質量減少率は、デンプン量が増加する過程において高く、減少する過程において低い傾向が認められた。6)経験的伝承上の適正伐採期である9月下旬から12月下旬とこれらの結果とは2ヶ月のずれが存在した。この理由としては、夏季が竹材の加工や保管に適さない季節であることが経験的伝承の中に含まれているためと考えられる。
索引語伐採;デンプン;時期;生物;劣化;汚染;処理;質量;建築;性
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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