インドネシア・南スマトラ丘陵傾斜地コーヒー園において4年間の異なった被覆植物の導入が赤色酸性土壌に与える土壌形態学的変化

インドネシア・南スマトラ丘陵傾斜地コーヒー園において4年間の異なった被覆植物の導入が赤色酸性土壌に与える土壌形態学的変化

レコードナンバー683062論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015000NACSIS書誌IDAN00347581
著者名千家 正照
Afandi
Wiharso D.
ほか3名
書誌名土壌の物理性
別誌名Soil physical conditions and plant growth, Japan
発行元[出版者不明]
巻号,ページ95号, p.55-62(2003-11)ISSN03876012
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抄録熱帯湿潤気候であるインドネシア・南スマトラ丘陵地に広がる火山灰性の赤色土壌を対象に研究を実施した。一般に火山灰性由来の土壌は植物の生育を指示するのに必要な栄養分を十分に保持している。しかし、赤色土壌はもろく、長期間温暖で湿潤な気候の影響を受けると表層土壌は溶解性栄養分とともに河川に流失する。この研究の目的は、赤色土壌に異なる被覆植物を4年間導入することによって土壌の形態学的・理化学的特性に及ぼす影響とSoil axonomy上の分類で起こりうる変化について検討することにある。各試験区は次の通りである。-1:被覆植物のないコーヒー園(2週間に1回の頻度で雑草を除草し地表面を裸地状態に維持した)、-2:Paspalum conjugaumの植物によって地表面を被覆したコーヒー園、-3:自然植生の雑草で地表面を被覆したコーヒー園。Soil Survey Manual とSoil axonomy Classificaion Sysemにしたがって土壌断面を記述し土壌試料をサンプリングした。4年間の被覆植物による処理後、表層土壌はより厚く色調が暗くなることが観測された。また、表層土壌の大半の化学的特性、とくに土壌pH、有機態炭素、全窒素、有効態P、交換性塩基、塩基飽和度が増加した。一方、表層土壌の交換性Al、Al飽和度は減少した。このように試験期間中に土壌の特性は変化したが4年間の処理ではSoil axonomyによる亜群の分類を変化させることができず、全ての土壌がVeric Dysrudepsとなった。しかし、自然植生の雑草で被覆すると下層土の交換性塩基と塩基飽和度が増加するため、長期間経過するとSoil axonomy上の分類がVeric DysrudepsからEurudepsに変化する可能性が示された。
索引語土壌;被覆;植物;性;コーヒー;塩基;特性;分類;雑草;インドネシア
引用文献数15
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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