PCR法を用いたミツバチの簡略な種判別法

PCR法を用いたミツバチの簡略な種判別法

レコードナンバー683102論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20008152NACSIS書誌IDAA11740161
著者名Leelamanit W.
Boonyom R.
Panyim S.
Reddy C.C.
Singh M.M.
林 武司
安江 博
天野 和宏
書誌名畜産草地研究所研究報告 = Bulletin of National Institute of Livestock and Grassland Science
別誌名Bull. NARO Inst. Livest. Grassl. Sci
Bulletin of NARO Institute of Livestock and Grassland Science
Bull. Nat. Inst. Livest. Grassl. Sci
畜草研研報
発行元農業技術研究機構畜産草地研究所
巻号,ページ4号, p.1-5(2003-12)ISSN13470825
全文表示PDFファイル (1235KB) 
抄録社会性昆虫の遺伝的多様性の解析に,PCR法などの分子生物学的手法が幅広く用いられるようになってきている。社会性昆虫の中でも,ミツバチ(Apis属)は,複雑な階層構造をもつ社会を構成し,社会性昆虫の進化研究の適当なモデルとなりうる。本報では,様々なミツバチの種を判別するための簡略なPCR-RFLP法を開発し,その有用性を示した。ミツバチの主要な5種であるヨーロッパミツバチ(A. mellifera),トウヨウミツバチ(A. cerana),オオミツバチ(A. dorsata),ヒマラヤオオミツバチ(A. laboriosa),ヒメミツバチ(A. florae)の働きバチを様々な地域で得た。ヨーロッパオオミツバチ,ヒマラヤオオミツバチ,ヒメミツバチはそれぞれ日本,ネパール,インドで採集した。これら5種の働きバチからミトコンドリアDNAを分離し,ヨーロッパミツバチの配列からプライマーを作製しPCR法を用いてNADH脱水素酵素のサブユニット4(ND4)を増幅した。さらに,それぞれのPCR産物を2つの制限酵素NdeIとMboIで分解し,DNA断片をアガロースゲル電気泳動で分離して臭化エチジウムで染色した後,紫外線でバンドを検出し,DNA断片の長さから種判別を行なった。この開発されたPCR-RFLP法は簡略であるが,再現性があり,ミツバチ種の間の遺伝的な変異の検出に有効でることが明らかになった。したがって,この手法は他のミツバチ種の判別技術を補完するものとして有用であると考えられる。
索引語ミツバチ;種;PCR;ヨーロッパ;RFLP;DNA;検出;PCR;解析;分子生物学
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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