性腺刺激ホルモン放出ホルモンニューロンに緑色蛍光タンパク質を発現するトランスジェニックラットの作出

性腺刺激ホルモン放出ホルモンニューロンに緑色蛍光タンパク質を発現するトランスジェニックラットの作出

レコードナンバー683142論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名藤岡 仁美
鈴木 正寿
山内 啓太郎
ほか4名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ49巻・ 6号, p.523-529(2003-12)ISSN09168818
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抄録視床下部に存在する性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)ニューロンは、生殖機能の中枢制御において中心的な役割を果たしている。本研究においては、GnRHニューロンの機能解析を容易にするために、GnRHニューロンに緑色蛍光タンパク質(EGFP)を発現するトランスジェニックラットの作出を試みた。ラットGnRH遺伝子の5’端転写制御領域約3kbにEGFP遺伝子を繋いだ組換えDNAを作出し、株化細胞でEGFPの発現を確認した。この組換えDNAを用いてマイクロインジェクション法によりトランスジェニックラットの作出を試み、外来遺伝子が組込まれた個体を得た。GnRH-EGFPトランスジェニックラットでは、中隔や視索前野領域のGnRH免疫陽性細胞の約76%でEGFPの発現が観察されたが、正中隆起のGnRH免疫陽性線維では観察されなかった。また、卵巣、精巣、胸腺ではEGFPの発現は認められなかった。本研究で作出したGnRHニューロンの細胞体を可視化できるトランスジェニックラットは、GnRHニューロンの細胞生物学的な解析を進める上で有用なモデル動物となり得ることが期待される。
索引語作出;発現;細胞;性腺刺激ホルモン;放出ホルモン;タンパク質;機能;制御;研究;解析
引用文献数26
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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