ニホンキバチ、ヒゲジロキバチと共生菌によるスギ・ヒノキ材変色被害に関する研究

ニホンキバチ、ヒゲジロキバチと共生菌によるスギ・ヒノキ材変色被害に関する研究

レコードナンバー683151論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00010758NACSIS書誌IDAN10164318
論文副題共生菌の種と共生菌のスギやヒノキに与える影響について
著者名田端 雅進
書誌名森林総合研究所研究報告
別誌名Bulletin of the Forestry and Forest Products Research Institute
発行元森林総合研究所
巻号,ページ2巻・ 4号, p.227-235(2003-12)ISSN09164405
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抄録本研究は、スギやヒノキに材変色被害を起こすニホンキバチとヒゲジロキバチの共生菌の種、共生菌のスギやヒノキに与える影響について、これまでの研究結果をまとめたものである。まず、共生菌の子実体探索、分離菌株の培養的特性や菌糸の形態的特徴、分離菌株の子実体形成、分離菌株における核内rDNAのITS領域の塩基配列やマンガンパーオキシダーゼ遺伝子の配列を調べた。その結果、スギやヒノキに材変色被害を起こすニホンキバチとヒゲジロキバチの共生菌は、これまでにキバチ類との関係が報告されていないAmylosereum laevigatumであった。次に、共生菌の木材腐朽力、変色材の強度や水分通導性、共生菌の接種による生立木の直径成長の影響を調べた。その結果、共生菌は木材腐朽力がなく、共生菌による変色は強度にほとんど影響がないと考えられた。また、変色した木部は水分通導性を失っていたが、樹幹2断面の全周に対してニホンキバチの共生菌を接種したスギ生立木では、直径成長への影響はほとんどないと判断された。
索引語共生;スギ;ヒノキ;被害;研究;分離;種;子実体;木材;腐朽
引用文献数46
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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