マツカワ種苗生産における仔魚の大量沈下減耗

マツカワ種苗生産における仔魚の大量沈下減耗

レコードナンバー683211論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00008678NACSIS書誌IDAN00124667
著者名萱場 隆昭
杉本 卓
松田 泰平
書誌名水産増殖 = The aquiculture
別誌名Aquacult. Sci.
Aquaculture Science
Suisanzoshoku
発行元水産増殖談話会
巻号,ページ51巻・ 4号, p.443-450(2003-12)ISSN03714217
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抄録マツカワ仔魚飼育において、上屈仔魚期に発生する大量沈下およびへい死要因について解析した。仔魚が沈下し死亡するまでの遊泳行動を観察した結果、上層を遊泳していた仔魚は、25日齢以降、一斉に沈降し始め、その直後に死亡した。成長に伴う体密度の変化を調べたところ、24~28日齢時にかけて体密度が特に急増することが分かった。また、通気量別飼育実験の結果、18日齢以後、無通気及び微通気とした実験区では、いずれも大量沈下が発生し、生残率はそれぞれ0~0.5%及び27.4~52.7%と低かった。これに対し、強通気区では、水槽内に強い攪拌が生じたことによって仔魚は沈下せず、また、生残率も74.3~89.0%と高かった。以上の結果、マツカワ仔魚における急激な沈下現象は、体密度の急増に起因すると示唆された。さらに、体密度の増加に併せて通気を強めて飼育し、物理的に沈下を抑制することにより、大量減耗を防除できることが明らかになった。
索引語沈下;通気;密度;飼育;日齢;遊泳;種苗生産;死;要因;行動
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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