20年間のトウモロコシ品種比較試験成績の解析

20年間のトウモロコシ品種比較試験成績の解析

レコードナンバー683882論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011203NACSIS書誌IDAA11642901
著者名長縄 寿信
豊田 喜彦
書誌名岐阜県畜産研究所研究報告
発行元岐阜県畜産研究所
巻号,ページ3号, p.82-87(2003-07)ISSN13469711
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抄録トウモロコシについての20年間に亘る品種比較試験成績にみられる傾向が統計的に有意なものであるか時系列や相関関係について解析した。栽培期間である5月から9月の平均気温は年々上昇する傾向があり、年次との間には有意な正の相関関係が認められた。一方、降水量は年次間の変動が大きく、年次との間には相関関係が認められなかった。土壌の理化学的性質の中で、pHは年次間で変動幅が小さく、カリ及び苦土は年次間の変動幅が大きかった。有効態リン酸及び陽イオン交換容量は年次間でかなり変動したものの、年次との間には有意な正の相関関係が認められた。収穫するまでの生育日数は年々短縮しており年次との間には有意な負の相関関係が認められた。着雌穂高、稈長及び乾物収量は、それぞれ数年に一回の割合で大きく変化し、年次との間には相関関係が認められなかった。乾物収量の最大量と最小量との差は、早生品種で中生及び晩生品種に比較して大きかった。乾物収量に影響する要因には、相関関係からみて、5月から7月までの積算気温、7月の降水量及び有効態リン酸が挙げられることがわかった。また、予想されたように稈長あるいは着雌穂高と乾物収量の間にも高い相関関係が認められた。早晩性に基づいた比較では、早生品種、中生品種そして晩生品種の順で生育日数と稈長は長くなり、乾物収量、DCP収量及びTDN収量は増加した。
索引語年次;品種;収量;乾物;変動;稈;トウモロコシ;解析;気温;リン酸
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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