東松浦半島(上場台地)施設園芸集積地区における農業経営と青年農業者

東松浦半島(上場台地)施設園芸集積地区における農業経営と青年農業者

レコードナンバー690052論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20011531NACSIS書誌IDAA11863117
著者名小林 恒夫
書誌名Coastal bioenvironment
発行元佐賀大学海浜台地生物環境研究センター
巻号,ページ2巻・ p.1-13(2003-12)ISSN13487175
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抄録東松浦半島(上場台地)の農業の特徴は、施設園芸と畜産の集積である。そこで本稿は、本半島において施設園芸農家が最も多く集積・形成されているA集落の農家悉皆調査を行って、施設園芸経営の今日的特徴と、そこにおける青年農業者(農業後継者)の定着状況を検討したものである。あわせて少数事例ではあるが畜産経営に関しても同様の検討を行った。その結果、本半島における施設園芸の2大部門の1つであるハウスミカン栽培は1970年代の比較的早い時期から取り組まれ、栽培技術と経営の安定化の結果、今日ではその後継者として多くの青年農業者が残る部門となっている。しかし現在、経済不況のなかで、これまでとは異なり「量より質」を重視した栽培技術と経営管理の向上が求められるに至っている。一方のイチゴ栽培はむしろ1990年代以降の比較的新しい時期に普及・拡大傾向を示し、Uターン青年が新たに始めるなど、将来的にも新規就農青年が比較的取り組みやすい部門となっている。他方、本半島では畜産経営でも規模拡大が進み、絶対的には少数だが、この部門でも確実に青年農業者が確保・育成されている。しかし、以上のような施設型経営の前進的傾向の一方で、負債問題や環境問題も顕在化してきており、これらの諸問題が今まさに地域的課題として提起されようとしている。
索引語施設;園芸;農業者;栽培;経営;農業;農家;後継者;畜産経営;時期
引用文献数4
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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