最適なラット卵子の活性化方法の確立

最適なラット卵子の活性化方法の確立

レコードナンバー690408論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00014744NACSIS書誌IDAA10936678
著者名水谷 英二
水野 里志
江 金益
ほか5名
書誌名The Journal of reproduction and development
発行元Japanese Society of Animal Reproduction
巻号,ページ50巻・ 1号, p.139-146(2004-02)ISSN09168818
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抄録卵子の活性化は核移植技術において重要な過程であり、動物種によって最適な方法は異なる。本研究は、ラット卵子の最適な活性化条件の決定を目的とした。未成熟Wisar Imamichi(WI)系およびSprague Dawley(SD)系ラット卵子を電気刺激と6‐dimehylaminopurine(DMAP)で活性化した結果、WI系ラットで有意に高い発生率を得た。このためWI系ラット卵子を用いて、排卵時間、体外培養時間、異なる活性化方法および活性化培地の浸透圧がラット卵子の活性化と発生に及ぼす影響を調べた。hCG投与後16‐24時間で採卵した卵子を電気刺激とDMAPで活性化した結果、18、20時間で採卵した卵子は有意に高い胚盤胞への発生率を示した。卵子を採卵後0‐6時間培養した後、電気刺激とDMAPで活性化し発生率を比較した結果、2‐6時間培養した卵子で発生率が有意に低下した。電気刺激とDMAPおよびイオノマイシンとDMAPの異なる活性化方法間で発生率に違いは見られなかった。イオノマイシンとDMAPで培地の浸透圧を246および310mOsMに調整し、活性化後の発生率を比較した結果、浸透圧をどちらも246mOsMにした区で有意に高い発生率が得られた。以上より、ラット卵子の活性化には浸透圧を246mOsMにしたイオノマイシンとDMAP複合処理が有効であることが示された。
索引語活性化;卵子;ラット;電気;刺激;浸透圧;培養;時間;培地;核移植
引用文献数22
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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