ミナミネグサレセンチュウの小進化

ミナミネグサレセンチュウの小進化

レコードナンバー690426論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00011693NACSIS書誌IDAN10453166
論文副題PCR-RFLP表現型・寄主親和性の多様性と生殖的隔離
著者名水久保 隆之
大類 幸夫
花田 薫
ほか1名
書誌名日本線虫学会誌
別誌名日本線虫学会誌
発行元日本線虫学会
巻号,ページ33巻・ 2号, p.57-76(2003-12)ISSN09196765
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抄録ミナミネグサレセンチュウの20個体群はリボゾームDNAスペーサー領域の制限酵素消化物の泳動パターンによって4つの型に分かれた。国内の個体群は3つの型に属し、それらをA型、B型およびC型と仮称した。19個体群をサツマイモに接種し、55日または90日後に増殖率を調べたところ、A型の個体群は概ね接種密度以上に増殖したが、B型とC型は初期密度より個体数が減少した。サトイモでは、A型とB型が接種密度を超える増殖率を示したが、C型はほとんど検出されなかった。A型とB型、B型とC型、A型とC型の正逆交雑から多数の幼虫が得られた。A型とB型、B型とC型の交雑では幼虫の部分的な妊性が確認されたが、A型とC型の幼虫は概ね不妊であった。これらの3型の生殖的隔離は不完全であった。類型の異所的分布パターン(適応温度帯の相違)、寄主作物の不一致、類型間の不完全な生殖的隔離はこれら3類型が同一種から分化する過渡段階であることを例証している。
索引語個体群;生殖;増殖;接種;密度;幼虫;類型;寄主;交雑;進化
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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