スリランカにおける産業化と農業発展におよぼす社会文化的要因

スリランカにおける産業化と農業発展におよぼす社会文化的要因

レコードナンバー690469論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00015097NACSIS書誌IDAN0009670X
論文副題アジア三国間の比較分析
著者名武田 淳
白武 義治
De Silva S.
書誌名佐賀大学農学部彙報
別誌名Bulletin of the Faculty of Agriculture, Saga University
発行元佐賀大学農学部
巻号,ページ89号, p.71-91(2004-03)ISSN05812801
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抄録農業を基盤にした産業の発展は、一国の農業生産性の改善に緊急な課題である。しかしながら、農業を基盤にした産業の発展の場合、概して当該国の経済的、技術的、制度的および社会文化的な要因に依存していることが多い。産業化のための前三つの要因の重要性についてはこれまで広範囲にわたって調査されてきているが、最後のものについては実証研究は皆無に近い。そこで本研究は、産業化が進んでいないスリランカ、近年の産業化が著しい韓国と、高度に産業化が進んだ日本を対象に三国間の産業化におよぼす要因については比較研究を試みたものである。産業発展におよぼす要因を明らかにするために、社会経済構造、社会組織、教育、マスコミニュケーション、出生率、文化的均一性、社会的緊張を含む六つの主要な要因を比較・分析した。研究は主にワールドバンク、UNDP、FAO、ADBか最近出版された二次的な資料に基づいている。必要に応じて、当該国の専門家とのインタビューによる資料も加えた。三国間での比較分析の結果、各国の社会文化的な要因に有意な変異が見られた。産業化過程に直接、あるいは間接な影響を与える要因として農業セクターの規模、都市化の範囲、ジェンダーによる不平等性、科学と技術の指向性、マスコミコミュニケーション、とりわけ文化的な不均一性とそれに関わる暴力が三国間で有意に異なっていた。これらの社会文化的な変異の要因も簡潔明瞭である。産業と農業の発展と生産に、その結果として、三国間の経済発展に顕著な差があらわれた。従って、産業と農業のセクターのより早い発展を促進し、それ相応の経済発展を達成するためにはスリランカの社会文化的な要因を緊急に再構築する必要がある。
索引語要因;農業;発展;社会;文化;産業;研究;スリランカ;分析;性
引用文献数23
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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