フザリウムの接種がサトイモのゆ傷組織形成に及ぼす影響

フザリウムの接種がサトイモのゆ傷組織形成に及ぼす影響

レコードナンバー690574論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20004168NACSIS書誌IDAA11608561
著者名森田 隆史
西野入 将浩
前田 匡夫
ほか3名
書誌名園芸学研究
別誌名Horticultural research (Japan)
発行元園芸学会
巻号,ページ3巻・ 1号, p.97-100(2004-04)ISSN13472658
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抄録サトイモに対して病原性を持つ菌株‘F959’をサトイモ‘セレベス’に接種した。接種した球茎は25℃に温度調整した暗所に15日間維持した。球茎からパラフィン切片を作成し、光学顕微鏡を用いて細胞学的に観察した。その結果、対照区では、傷の表面に約1mmの厚さの透明細胞層が形成され、その下に分裂細胞層が形成された。透明細胞層は著しく木化していた。一方、フザリウムを接種した場合、透明細胞層が2-5mmの厚さに拡大し、木化は認められなかった。これはフザリウム菌によってゆ傷組織が正常に形成されなかったと考えられた。次に傷付けから接種までの時間を遅延させたときの球茎の反応を観察した。その結果、遅延が12時間以上のときには、透明細胞層の拡大はみられなくなった。これはサトイモ組織に何らかの生理的な防御反応が生じた結果、正常なゆ傷組織が形成可能になったためと考えられた。
索引語接種;形成;細胞;サトイモ;組織;球茎;反応;病原性;温度;パラフィン
引用文献数6
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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