乾燥トウフ粕多給が乳牛の泌乳前・中期における生産性と栄養生理状態に及ぼす影響

乾燥トウフ粕多給が乳牛の泌乳前・中期における生産性と栄養生理状態に及ぼす影響

レコードナンバー691162論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ20009961NACSIS書誌IDAA11834673
著者名生田 健太郎
篠倉 和己
小鴨 睦
ほか1名
書誌名兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 畜産編
発行元兵庫県立農林水産技術総合センター
巻号,ページ40号, p.19-27(2004-03)ISSN13477730
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抄録乾燥トウフ粕多給が泌乳前・中期における乳生産性や栄養生理状態等への影響を検討するため,経産牛8頭を供試し,乾燥トウフ粕を乾物中12%給与する給与区と給与しない対照区に4頭ずつ配置し,分娩後150日間の飼養試験を行ったところ,以下の結果が得られた.(1)乾物摂取量,可消化養分総量摂取量および可消化養分総量充足率では,供試期間を通じて両区の間に有意差はなかった.(2)乳量は,分娩から泌乳最盛期にかけて給与区がやや少ない傾向であったが,有意差はなかった.(3)給与区の乳脂肪率は分娩1~3か月後に有意に低く,乳中尿素態窒素濃度は分娩1及び4か月後に有意に高かった.(4)給与区の体重とボディコンディションスコアは分娩後の減少量が少なく,回復が早かった.(5)給与区の第一胃液揮発性脂肪酸中酢酸比率は分娩1及び4か月後に有意に低く,アンモニア態窒素濃度は分娩1か月後に有意に高かった.(6)血液性状では一時的に有意差の認められた項目もあったが,栄養的な異常所見はなかった.以上より,乾燥トウフ粕は泌乳前・中期においても給与可能であるが,とくに乳脂肪率の低下防止に留意した飼料設計が必要であると考える.
索引語分娩;乾燥;泌乳;栄養;生産性;生理;乾物;摂取;消化;養分
引用文献数19
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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