新築木造住宅のアセトアルデヒド気中濃度の現状

新築木造住宅のアセトアルデヒド気中濃度の現状

レコードナンバー691224論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00007981NACSIS書誌IDAN00240329
著者名八木 繁和
松田 俊一
寺村 明憲
ほか1名
書誌名木材学会誌
別誌名Journal of the Japan Wood Research Society
発行元日本木材学会
巻号,ページ50巻・ 2号, p.83-90(2004-03)ISSN00214795
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抄録新築木造住宅93棟について室内のアルデヒド類気中濃度を厚生労働省が示す標準測定法で測定を行った。本論文では、アセトアルデヒドについて解析を行った。その結果、以下のことが分かった。(1)アセトアルデヒド気中濃度の測定を行った全住宅の測定点(256点)の平均値は0.05ppmで、最高濃度が0.37ppm(最低濃度0.002ppm)であった。測定部位では押入等の密閉空間測定点(60点)の72%が厚生労働省の指針値0.03ppmを上回り、居間等の生活空間測定点(196点)の55%が指針値を上回った。(2)1998年から2002年までアセトアルデヒド気中濃度はほとんど増減がない状態で推移していた。(3)今回測定を行った高アセトアルデヒド気中濃度を示す住宅に使用されている建材に、一部極めて高いアセトアルデヒド放散速度示す集成材が認められた。(4)室内のアセトアルデヒド気中濃度は、室温と湿度の影響を受けることがわかった。(5)アセトアルデヒド気中濃度は換気回数が0.1回/時間から0.6回/時間の範囲では顕著な差は見られなかった。(6)アセトアルデヒド気中濃度はホルムアルデヒドと比べて比較的早く濃度が低減した。
索引語濃度;測定;時間;アルデヒド;解析;空間;速度;集成材;湿度;換気
引用文献数12
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI

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