ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子に連鎖する早生遺伝子の分析

ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子に連鎖する早生遺伝子の分析

レコードナンバー691310論文タイプ学術雑誌論文
ALIS書誌IDZZ00013985NACSIS書誌IDAN00381852
著者名辻 孝子
坂 紀邦
井澤 敏彦
書誌名愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center
別誌名Research bulletin of the Aichi Agricultural Research Center
発行元愛知県農業総合試験場
巻号,ページ35号, p.17-22(2003-12)ISSN03887995
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抄録ツマグロヨコバイ耐虫性遺伝子(Grh3())を保有する水稲の早生系統を効率的に育成するため、DNAマーカーを利用して当該遺伝子に連鎖するとされる早生遺伝子の座乗位置を解析した。早生遺伝子の存在領域を特定するため、Ranaj-emas2から耐虫性と極早生が導入された「愛知66号」を用い、第6染色体上の26個のRFLPマーカーによりグラフ遺伝子型を明らかにした。その結果、愛知66号は第6染色体に存在するGrh3()の上流領域に、インディカ型の領域が特異的に保存されており、Ranaj-emas2に由来する早生遺伝子は、この領域に存在すると考えられた。また、早生遺伝子のマッピングにRAPDマーカーP78及びCAPSマーカーRA0538が利用できることが明らかとなり、日本晴/愛知66号のF2集団について、これらのマーカーの遺伝子型調査及び出穂期調査を行い、連鎖分析を行った。その結果、Ranaj-emas2に由来する早生遺伝子は、RA0538の上流に位置する早生遺伝子Sel(Hdl)であると考えられた。以上の結果から、ツマグロヨコバイ耐虫性の極早生系統の育成において、感受性の交配母本がsel遺伝子を保有すれば、RA0538又はSelの近傍に位置するRFLPマーカーを利用することにより、効率的に目的形質を有する個体が選抜できると考えられた。
索引語遺伝子;早生;マーカー;性;連鎖;分析;系統;染色体;RFLP;遺伝子型
引用文献数25
登録日2011年03月05日
収録データベースJASI, AGROLib

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